良い纏め発掘

http://d.hatena.ne.jp/Sokalian/20101116/1289928627
丁寧な纏めありがとうございます。

数学って結構誤解されやすいですよね。公理系を始めとした厳密な論理展開は、天才によるダイナミックな遊びを凡人でも(相当の努力は要りますが)楽しめて、天才の肩に乗れるようにするためだと考えています。(天才の深い洞察が無くても、天才と同じ風景が楽しめるという意味で)

そして、凡人でも先代の天才の肩に乗れるようにすると、次の天才が先代の仕事の上に更なる遊び場を切り開いてくれると。(小学校でペアノシステムを導入しても、何か新しい発見や算数の楽しさを子供に教えられる訳ではないですから。)

本来は「子供が問題の意味を理解していて、それを式に正確に表している。」ことさえ確認できれば良い。そのためのマニュアルとして「かける数、かけられる数」が導入されたんだろうけど、子供が正確に理解しているかどうかをチェックするためのマニュアルとしては不備だよなぁ・・・