絶望的にダメだ。

結局ね、実際に施策に採用され世の中を変える気なんて、サラサラ無いんでしょ?

「正しい施策が採用されないのは、採用しない奴がバカかクズだからだ」と吠えることだけでは飽きたらず、「自分たちの普段の振る舞い=人格的な判断=ブランドイメージ構築」なのにも関わらず、これらを一切合切無視して、施策の採用に向けた現実的な方向での行動を一切行わない思考なんて、「実施されない施策は、お前の頭の中だけのオ○ニーに過ぎない。」「正しい議論だけの議論は無意味、どのような形であれ実際に採用された80点の施策の方が採用されない100点の施策より優れている。」「施策の有効性とは、そもそも採用されるかどうかという視点も含む。」とOJTで叩き込まれた自分としては「クラクラするなぁ」としか思えない。

自分たちの立場と「世の中がどう物事を捉えているか」ってことを計算に入れれば、実現性という観点から見れば絶望的な状況にあることが理解できないんですかね?まともな振る舞いを続けていても、「幸運な例外」以外には簡単には施策に採用されないしマスコミにも注目されないのに、。
ホントにビックリするのは、(私が言うのもナンナンですが)「一流メーカー(プロ中のプロ)ですら、ヒット商品(市場に受け入れられる商品)を生み出すために必死に取り組んでも、滅多にヒットしない。」というのが世の中なのに
限られたリソースを奪い合う「各種施策候補が採用されるよう競争している施策市場」で「ヒット商品(実際に採用された施策)」となるための努力として何をしているんでしょうね?マーケティングもしないで、「採用しない奴がバカ」って何様なんですかね・・・

消費者(政治家)に受け入れられるための努力を地味に続けることを求められると「正しいことを言っているのに、何故そんな泥臭いことをしなければならないんだ」といった反応をしても意味が無いのに「この商品の良さが分からない消費者はクソ!」と思うだけでなく外向きに発信する企業ってまともじゃないでしょ?実際にその商品を購入するかどうかには「商品の良さを訴える」だけではなく「企業イメージ(提唱者のイメージ)」も重要なのに、全く無自覚だよね。素晴らしいのに売れない商品なんて沢山あるのに。どうして自分たちだけは「特別なんだ」と考えられるのかが分からない。

というようなことを考えた去年一年を反省し、今年はもう少しでも良い一年とするよう努力しようと思った昨日でした。

こんな場末のブログをご覧になった運の悪い貴方に「今年も一年よろしくお願いいたします。」